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インドの格言:お天道様は、いくら土ぼこりを立てても隠れず                    
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ヒンズー教はインド国民の80%を超える人の信仰を集めていますが、その起源はインダス文明が栄えた紀元前2000年頃のドラヴィダ人の土着信仰にあるといわれ、豊饒をもたらすシンボルとして地母神や、生命力の象徴として緑濃い樹木や牡牛を崇拝していたそうです。

それに対し、紀元前1500年頃から侵攻してきたアーリア人の宗教はバラモン教で、太陽神スーリヤを筆頭に風神ヴァーユ、雷神インドラ、火神アグニ、水神ヴァルナスなど自然現象を反映した神々を崇拝していました。

このバラモン教がインドの土着信仰を取り入れ長い年月の中で変化し、ヒンズー教へと発展しましたが、ヒンズー教は特定の開祖や権威を持つ聖典がなく、それぞれの神を宇宙という至高の存在として崇拝しています。

また、出生によって職業や結婚を決定されるカースト制度は、バラモン教にあった身分制度が形を変え確立されたものですが、独立後の新憲法で、カーストによる差別を禁じており、法的には「カースト」は存在しないことになっています。


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