インドの格言:お天道様は、いくら土ぼこりを立てても隠れず
タージ・マハル Taj Mahal
ムガル建築の最高傑作ともいえるタージ・マハルは、インド観光の目玉として多くの人々を引き寄せてやみません。
1983年世界遺産に指定されたこの壮麗な霊廟は、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが妻のムムターズ・マハルの死を悼み、世界各地から資材や人材を集め、1631年から22年間という歳月と国家が傾くような莫大な費用をかけ建設したそうです。


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ムガル建築の最高傑作ともいえるタージ・マハルは、インド観光の目玉として多くの人々を引き寄せてやみません。
1983年世界遺産に指定されたこの壮麗な霊廟は、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが妻のムムターズ・マハルの死を悼み、世界各地から資材や人材を集め、1631年から22年間という歳月と国家が傾くような莫大な費用をかけ建設したそうです。
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内部にはいると、シャー・ジャハーンとムムターズ・マハルの棺のレプリカが置かれていますが、本物は地下の墓室に置かれています。
大理石の壁には花や唐草模様の繊細なレリーフが刻まれており、これには世界各地から集められた貴石がちりばめられています。

アグラ城 Agra Fort
デリーから南東へ約200㎞。16世紀~17世紀にかけてムガル帝国の中心地であったアグラには、その繁栄ぶりを思い起こさせる建造物が数多く残されていて、その中心は白亜のタージ・マハルとその西にある赤砂岩でできた壮大な城がアグラ城です。
1565年から10年かけてムガル帝国のアクバル帝が築いた赤砂岩の城で、その後もジャハーンギル帝とシャー・ジャハーン帝の3代にわたり居城として使われました。


シャー・ジャハーン
タージ・マハルを築いたシャー・ジャハーンは、晩年、息子であるアウラングゼーブのクーデターによりこの城へ幽閉され、ここで生涯を閉じました。
城内にはモスクや宮殿が残り、華麗な宮廷生活が偲ばれ、ムサンマン・ブルジュ(囚われの塔)とよばれる八角形の小塔の部屋に幽閉されていたシャー・ジャハーンは、正面のヤムナ川沿いに見える妻の墓廟であるタージ・マハルの白い姿を見ながら、74歳の時ここで息を引き取ったと伝えられています。

アクバルの思想を反映した建築
アクバルは歴代ムガル皇帝の中でも唯一人「大帝」と呼ばれ、彼は父フマユーン帝の死後、若干13歳で王座につき、権力を掌握し、領土支配を広げました。
イスラム王朝ながら、ヒンズー教をはじめとする他の宗教との融和をはかり、アグラ城の建築にもこのアクバルの思想が見られます。
柱の飾り彫刻に、イスラム建築では禁止されている象の姿が彫刻されていて、建築材は赤砂岩を基本に、宮殿部分は大理石作りで、装飾には別の色の石を埋め込む細工が多用されています。
頻繁に増築や改築が行われてきた砦であるアグラ城は、シャー・ジャハン帝の時代に最も豪華な部分が加えられ、王の謁見の間ディワニ・アームは、大理石の柱とアーチが幾重にも重なる美しい広間です。
アグラ城王宮部分の回廊は、イスラム建築では通路に尖状アーチが多用されますが、この一階の出入り口は尖状アーチではなく、上部に複雑な彫刻が施されていて、このような凹凸の多いデザインはヒンズー建築を取り入れたためです。
19世紀にイギリス軍に占領されてから、アグラ城は兵舎として使われ、建物の一部が壊され、周囲の建築とは似つかないバラックが建てられていました。現在でも旧兵舎部分はインド軍が管理しています。

大理石の壁には花や唐草模様の繊細なレリーフが刻まれており、これには世界各地から集められた貴石がちりばめられています。
アグラ城 Agra Fort
デリーから南東へ約200㎞。16世紀~17世紀にかけてムガル帝国の中心地であったアグラには、その繁栄ぶりを思い起こさせる建造物が数多く残されていて、その中心は白亜のタージ・マハルとその西にある赤砂岩でできた壮大な城がアグラ城です。
1565年から10年かけてムガル帝国のアクバル帝が築いた赤砂岩の城で、その後もジャハーンギル帝とシャー・ジャハーン帝の3代にわたり居城として使われました。
シャー・ジャハーン
タージ・マハルを築いたシャー・ジャハーンは、晩年、息子であるアウラングゼーブのクーデターによりこの城へ幽閉され、ここで生涯を閉じました。
城内にはモスクや宮殿が残り、華麗な宮廷生活が偲ばれ、ムサンマン・ブルジュ(囚われの塔)とよばれる八角形の小塔の部屋に幽閉されていたシャー・ジャハーンは、正面のヤムナ川沿いに見える妻の墓廟であるタージ・マハルの白い姿を見ながら、74歳の時ここで息を引き取ったと伝えられています。
アクバルの思想を反映した建築
アクバルは歴代ムガル皇帝の中でも唯一人「大帝」と呼ばれ、彼は父フマユーン帝の死後、若干13歳で王座につき、権力を掌握し、領土支配を広げました。
イスラム王朝ながら、ヒンズー教をはじめとする他の宗教との融和をはかり、アグラ城の建築にもこのアクバルの思想が見られます。
柱の飾り彫刻に、イスラム建築では禁止されている象の姿が彫刻されていて、建築材は赤砂岩を基本に、宮殿部分は大理石作りで、装飾には別の色の石を埋め込む細工が多用されています。
頻繁に増築や改築が行われてきた砦であるアグラ城は、シャー・ジャハン帝の時代に最も豪華な部分が加えられ、王の謁見の間ディワニ・アームは、大理石の柱とアーチが幾重にも重なる美しい広間です。
アグラ城王宮部分の回廊は、イスラム建築では通路に尖状アーチが多用されますが、この一階の出入り口は尖状アーチではなく、上部に複雑な彫刻が施されていて、このような凹凸の多いデザインはヒンズー建築を取り入れたためです。
19世紀にイギリス軍に占領されてから、アグラ城は兵舎として使われ、建物の一部が壊され、周囲の建築とは似つかないバラックが建てられていました。現在でも旧兵舎部分はインド軍が管理しています。
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建築の歴史って深い
建築の歴史って深いですね。
このブログを読んで感じました。
やはり国の影響を受けるものなんですね。
僕の知らないインドが沢山のっているブログだと思います。面白いですね。
是非ブロポタ!トラベルにスカウトさせてもらえませんか?
今、ブロポタ!トラベル(http://bulopota.cms.drecom.jp/blopota_travel)
っていう企画やってます。
既に数名のブロガーの方々には参加して頂いているのですがブロポタ!トラベルのページのように、その国について書いているブロガーとして
私から紹介させて頂いております。
旅行雑誌には無い、生の声を反映させるポータルにしたいので是非このブログを紹介させて頂けないでしょうか?
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